縁側日記(33)鳥の王様Ⅱ
今回は前回紹介した『ミソサザイ』とは別に『鳥の王様』と呼ばれいいる小鳥を紹介いたします。
『エナガ』『ミソサザイ』と今回紹介する『キクイタダキ』の三種類が『日本で一番小さな鳥の一つ』と言われています。
体長は10cmで体重は5g程度ですので十円玉一枚程でしょうかね⁉
この『キクイタダキ』写真でも確認出来るように頭のてっぺんが鮮やかな黄色でまるで菊の花びらが張り付いているようなのでこの名前になったようです。
雌雄とも同じ容姿をしていますが、この黄色い部分に赤い羽が隠れているのが雄ですがなかなか確認出来ませんね。
繁殖期には求愛の為にこの冠羽を逆立てるので確認しやすいようですが・・・今回出会えたのは雌のようですね。
ヨーロッパではこの冠羽が王冠にみえる事から『鳥の王様』と呼ばれているようです。
しかも前回紹介した『ミソサザイ』の童話や伝承、実は『キクイタダキ』のお話ではないかと言われいたりします。
実際にどちらなのかは諸説ありますが、どりらも小さな小鳥である事は共通していますね。
衝撃的な事にこの『キクイタダキ』鳥のくせに、小さすぎて『カマキリ』や『クモ』に捕食されてしまう事もあるそうです。
『ミソサザイ』と違って『キクイタダキ』や『エナガ』はとにかくチョコマカ動き回つてその小ささも相まってスッキリと撮影させてくれません。
ただ針葉樹で餌を探したり繁殖するので、繁殖期は高山帯で平地では冬鳥なので冬場に森の針葉樹を中心に探してみると見つかるかもしれませんね。
いっつも同じ鳥しか撮影出来ないなとか、同じような写真ばかりで飽きてしまうと言う時など、いつもと違う野鳥を観察するならあえて曇りや雨の日に探鳥してみるのもお勧めです。
曇りの日は薄暗く解像感のある写真にならなかったり、雨の日は機材が濡れてしまうリスクがありますが薄暗く、他の人が出歩いていないので野鳥の警戒心が薄れるのか❓
いつもと同じ場所でもいつもと違う鳥たちに出会えることが実際にありますから是非試してしてください。
撮影機材:パナソニック LUMIX DC-G9-K + H-RS100400
まだカメラを始めてない人たちにも写真とかカメラって楽しいんだよってことを知ってほしい。
カメラがあって出来るようになったことって何だろうって考えた時に、カメラがなかったら日本の四季っていうものをこれ程身近に感じる事って出来たのかな❓
とか、カメラなかったら天候にこんなに敏感になった❓
とか、カメラなかったらこんな面白いとこ来れたかな❓
とか、日が昇る瞬間、沈む瞬間ってこんな美しい時間が世界にはあったのかと気づけたかなって❓
こんな楽しいお祭りとか、こんな面白い文化や風習が日本に世界にあったのかって気づけたかなって。
カメラ持ってね外に出る楽しさとか意味ってなんだ❓
今まで見たこともないような、聞いたこともないような世界に連れてってくれるのがカメラの一番の魅力!
カメラ始める前とかさ、雨なんか降ってたらさ家でゲームとかしてたけど、でも雨降った時の水溜まりってさめちゃくちゃ綺麗じゃん!
あの水溜まりに反射する夜景とか、こんなに綺麗に映るのかみたいな。
今まで見向きもしなかった、公園でぴよぴよ鳴いてるだけの名前も知らない鳥たち。
カメラやってなかった時とかあいつらの大きさとか見た目とか声とか一切気にしてなかった。
でも実際に動物を撮るようになってしっかり観察するようになったら、目を向けたら実は美しいものが沢山その辺に転がっていたとかね。
こんなワクワクする世界がそこ彼処にあったのかと気づかせてくれるような切っ掛けになったりする。
俺フクロウなんてさ森の奥でずっと寝ているだけのイメージだったのね、その辺の住宅街に流れている川の土手とかにいるとは思わなかったんよ。
広角レンズとかでさめっちゃペットに寄った写真撮影するとさ、鼻がビヨーンと伸びてこんな可愛く映るんだみたいなことカメラやってなかったら知らんでしょ?
カメラ始めるとこんな知らなかった事とか、知らない世界がどんどん湧き出てくんの、どんどん世界が広がって、どんどん世界の解像度が高まるわけよ。
この時に脳みそから出る快楽物質って他の何ものにも代えがたいんよね。
この楽しさワクワク感を一人でも多くの人と供給したい訳よ俺は、俺一人で独占するにはあまりにもったいない!
YouTube:ふぁらおチャンネル より抜粋
2023年5月18日